夏の電気代が高くなる一番の原因は
電気代の半分を占めるエアコン(冷房)です
なので、いかにそこを抑えて
あまり電気代がかからない春や秋に近づけるかを意識して生活しています
その結果
我が家は、似た家族の電気使用量よりも少なめに抑えられています
ブルーの折れ線グラフが
我が家と似た家庭の使用量です
我が家の設定内容は下記のとおりです。
・世帯人数:4人 ・戸建て ・オール電化なし ・太陽光発電なし
ピンクの折れ線グラフは
前年度の使用量となりますが
2023年の8-9月は残念ながら前年度よりも多くなっています
要因としては祖父母の家に帰省しなかった(毎年10日ほど)ことと
何といっても2023年は激しい猛暑続きで
2022年よりもエアコン使用量が増えたと考えられます
ですが
7つの方法を実践することで
似た家庭よりは抑えられていますので効果はあるかと思います
ズボラでめんどくさいことが嫌いな私がやっている方法なので
我慢せずにすぐにでも簡単にできる方法ばかりですのでご参考ください
設定温度は28度以上
これってよく耳にするので知っている人も多いですよね
ですが我が家は28度ではなく
それ以上!!
で設定することが多いです
外の気温より-1度低い温度で設定しています
例えば…
外の気温が31度ならエアコンは30度設定
ただし
外の気温が35度でもエアコンも30度設定
色々試した結果、エアコンの設定温度は30度が上限!これを超えると暑い気がします
30度と聞くと暑そう!と思ってしまいますが
外の気温35度に比べると5度も低くなるので涼しさが保てているのだと思います
私は水でぬらすと冷たくなる「ひんやりタオル」を巻いて過ごすこともあります
体感温度が下がるので、設定温度を上げても無理なく過ごせています
トイレや洗面所などに行ったときも暑さでバテルことがなくなります
しかし
やっかいなのが外気温が27~29度のときです(特に夕方ごろ)
夏は湿度があるのでこのぐらいの外気温でも蒸し暑く感じエアコンが欲しくなります
我が家の28度以上ルールで28度にすると
外気温との差がない、または外気温より高い設定温度になるので
全然エアコンがききません
だからといって26、27度にしたところで
めちゃくちゃ涼しくもなるわけでもないですし
それ以上下げると電気代にも響くので
サーキュレーターを強めにまわしたり
設定湿度を40%と少し低めにしています
ちなみに普段は50%にしています
サーキュレーターの360度回転を使う
扇風機でも部屋の空気は循環しますが
直線的に遠くまで風を送ることができるので
エアコンとの併用に向いているのはサーキュレーターになります
冷たい空気は下にいくので
サーキュレーターの360度回転を使って
下に溜まった冷たい空気を上に押し上げるようにしています
扇風機は左右の首ふり機能のみのものが多いですし
上下機能はやはり空気を循環させる目的があるサーキュレーターの特徴だといえます
短パン・下着で生活
なるべく薄着をすれば設定温度を低くくて済みます
そして
冷房が効いていないトイレや階段、他の部屋でも暑さが軽減されます
本当に暑い日は冷房が効いていない部屋に少しいるだけで汗をかきます
暑いところから冷房が効いた部屋に戻ってきたときに設定温度を下げる必要もなくなります
宅配業者さんなど誰かが急に来ることを考えて上下の服はすぐに着られるように準備はしています(^_-)-☆
部屋の窓は全部閉める
冷房を使っている部屋と同じフロアにある窓は開けません
我が家はリビングの隣りが洗面所とお風呂があるので
空気を入れ替えたくて
昔は洗面所の窓を開けていました
しかし
最近の家は24時間換気のためドア下に少し隙間があります
洗面所やお風呂場の窓を閉めておけばリビングからの冷気がドア下から入ってきて洗面所もヒンヤリします
お風呂上りも夏のドライヤーも快適です
冷房を使っている時点で外の空気は暑いので外気を取り込むより断然に涼しいです
1階がリビングで日中あまり使わない寝室が2階にある場合でも
窓を開けて生暖かい外気を積極的に取り込むことはしていません
どうしても開けたい場合は、数ミリほど開けて空気の入れ替えをしています
寝室で朝方まで冷房を使っていたらしばらくは涼しさが保たれますし
直射日光が当たらない部屋でしたら外気を入れるよりは室温が上がりづらい場合もあります
それに
最近の夏は天気が変わりやすいですし
数ミリでしたら急な雨にすぐに対応できなくても雨が降り込む心配もありません
厚手のカーテンやシャッターで日差しカット
我が家ではシェードを使用しているのですが
近頃の激しい猛暑日だと完全に熱波をさえぎることができなくなっています
そこで猛暑の日にはシャッターを少し~半分ぐらい下げて直射日光の量を減らしています
シャッターを下ろしていない下部分のレースカーテンから日差しは入るので完全に部屋が真っ暗になることはないです
シャッターがない賃貸やマンションの方は厚手のカーテンを半分ほど閉めることで日差しカットできます
我が家は、35度以上の猛暑日はシャッターを全部下げたいところですが昼間なのに部屋が真っ暗になるのが好きではないので
厚手のカーテンも半分くらい閉めてダブルで日差しカットしています
外気温の高さや部屋をあまり暗くしたくないなど日差しカットを調整しやすいのは厚手のカーテンの良さです
風量は自動運転を使う
設定温度に合わせて一番ちょうどよく風量を出してくれるのが自動運転です
エアコンのつけ始めは暑いからといって強風にして
そのあとも設定温度に達しているのにずっと強風のままだと消費電力量がかかりっぱなしです
家事育児などに追われていたらついつい設定の切り替えなんて気にしていられないし忘れてしまいます
だからといって弱風でつけ始めると設定温度になるまで時間がかかり消費電力もその分増えます
それに冷えたので弱風にしていたらまただんだんと部屋が暑くなってきたので
また強風にすると設定温度に近づけようとパワーを使うので消費電力量もかかります
自動運転は、設定温度になるまでは強風ですが、その後は部屋の温度を確認しながら風量を勝手に調整してくれるので
設定温度から大きくブレることなく一定が続きます
そのため消費電力量も安定しつづけるので電気代が抑えられるというわけです
それだったら強・弱風はなんのためにあるの?って思っちゃいますね…
4時間以内の外出ならつけっぱなしで設定温度は30度以上
エアコンの消費電力量が一番多くなるのは
室温を設定温度にするまでの間でエアコンがフル稼働しているときです
ですので外気温と室内の設定温度の差が大きくならない環境づくりをすることで電気代もかからなくなります
例えば我が家が使用しているエアコン(18畳用)の場合です
消費電力量が最小・中間・最大のときの1時間あたりの電気代です
冷房の電気代
●冷房消費電力量が最小100W/時間の場合
>約3.1円/時間
●冷房消費電力量が約中間1000W/時間の場合
>約31円/時間
●冷房消費電力量が最大2020W/時間の場合
>約63円/時間
※全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している1kWhあたりの平均的な電気代31円にて計算
仮に4時間の外出で
●冷房最小消費電力量で稼働した場合
>約12.4円/4時間
●冷房消費電力量を約中間で稼働した場合
>約124円/4時間
冷房消費電力量がなるべく中間以下になるように設定温度は30~31度にして外出しています
元々エアコンをつけているうえに設定温度を30度以上にあげれば消費電力量はずっと中間で稼働することはないかと思います
上記で計算した消費電力量の最小と約中間で4時間稼働した場合、電気代の中間値(それぞれ半分ずつの2.5時間ずつ稼働)は約60円
最小消費電力量の時間がもっと多いとなれば4時間の電気代は60円以下の可能性もあります
もし外出するからといってエアコンを消していたら
部屋の温度は上昇しているので
帰宅後の冷房消費電力量は最大になり約63円/時間近くかかると考えたら
つけっぱなしだった時と電気代はさほど変わらないということになります
であれば、帰宅後に汗びっしょりになることもないので4時間程度の外出なら冷房は切らなくても電気代の心配はなさそうです
そんなに設定温度を高くして外出したら部屋が暑くなるのでは?と思うかもしれませんが
日中の外気温がそれ以上であれば
冷房を何もつけていない時よりは涼しいですし汗をかくほどではありません
それに帰宅後でも外気温と室内の設定温度の差は一定に保たれているので
そこから28度に設定温度を下げても
はじめから冷房をつけて設定温度を28度にするよりかは消費電力量が少なくなり電気代がかかりません
まとめ
どうでしたか?どれも簡単に取り入れられる方法ばかりだと思います!
ただ、設定温度はそれぞれの家の構造や立地によって変わると思いますので
体調優先で無理せずに行ってください
それ以外の方法でもきっと去年よりは電力消費量が多少なりとも減ると思います
物価上昇に負けずにちょっとした工夫で一緒に乗り切りましょう!
- 設定温度は28度以上
- サーキュレーターの360度回転を使う
- 短パン・下着で生活
- 部屋の窓は全部閉める
- 厚手のカーテンやシャッターで日差しカット
- 風量は自動運転を使う
- 4時間以内の外出ならつけっぱなしで設定温度は30度以上