帝王切開は
- 楽をしているのではないか
- 母親としての自覚を持てるのか
- 母親失格だろうか
- お腹を痛めて産みたかった
と悩んでいる方に
ぜひ
前向きに自信を
もっていただきたい♡
帝王切開を経験した
私が今、思うこと
について
お話させていただきます
帝王切開を2回経験しました
逆子が
最後の最後までなおらず
・2015年に1回目
・2018年に2回目
予定帝王切開をしました
自然分娩を夢見ていましたが
1度も陣痛すら経験せずに
2人を産みました(‘◇’)ゞ
【1回目】残念・後悔・悲しい
妊娠34~35週目あたりに
帝王切開の予定を組みました
手術実施日の38週で
候補日が幾つかあり
その中から自分で選択をしました
この子の誕生日を
決められるんだという
驚きと
不思議さと
悲しみと
戸惑いと
少しのうれしさ?!ウキウキ?!と
絶対運勢がよくなる日を選びたいなと
本当にいろんな思いで複雑でした
まさか帝王切開で産む可能性があるとは…
手術日を決めるまでは
ネットで「逆子 治す」を調べて
逆子体操をしていました
私がおこなった体操は
胸膝位(きょうしつい)です
四つん這いの姿勢から、頭、肘、胸を床につけて膝を立てて、お尻を高くします。顔を伏せて、お尻を高くした状態を10分〜15分程度保ちます。
きっと
体操をすればなおると
はじめのうちは
楽観視していましたが
手術日を
そろそろ決めておきましょうと
言われたときは
本当にショックで
なおせなかったことを責めました
手術の前日も
手術当日のぎりぎりまでも
もしかしたら
奇跡が起こるかもしれないと
わずかながらに
奇跡を願っていましたが
逆子は治ることなく
悲しみと
悔しさと
人生初めての手術への不安で
涙が止まらず
手術室に向かったのを
今でも
覚えています
【2回目】家族を悲しませたくない
1人目と
同じ病院を選びました
1度
帝王切開をしている場合は
子宮破裂のリスクがあるため
帝王切開での出産が推奨されています
私の場合
総合病院で
環境が整っていたため
自然分娩を
希望することもできました
次こそは
陣痛を経験して産むぞ!という
思いもあり
考えて
迷ってを
何度も何度も繰り返した結果
帝王切開にしました
子宮破裂のリスクを考えると
当時3歳だった長男を
悲しませたくないし
お腹の中の赤ちゃんを
無事に産むことが最優先だ
という思いが
やはり大きかったためです
今振り返ってみると
「自然分娩で産みたい」という思いは
完全にエゴ感情でした
手術日が決まってからは
残りの3人家族生活を
楽しもうと
1人目のときよりは
切り替えができるように
なっていました
出産方法で母親像を決めていない
出産後の友達に
はじめて会うと
「長かった?大変だった?」
「安産だった!?」と
決まり文句のように
私も含め
周りの友達たちも
聞く習慣がありました
もちろん
私も
出産直後は
聞かれることがありました
一足先に
帝王切開を経験している
友達が数人いましたし
逆子が…と理由を話すと
幸いにも
傷つくようなことを
言われることもありませんでした
その時に
思ったのです
出産方法の話題になるのって
出産直後に会話したときの
1度きりがほとんどです
それ以降
同じ人とその話題に
なったことはありません
※帝王切開をこれから控えている
友達にエールを送るときに
自ら話すことはありましたが・・・
ということは
周りは
その人がどんな方法で
出産をしたからって
特には気にしていないのです!
(誤解を招くとよくないので補足しますと、気にしないというのは冷たい意味合いではなく、出産方法でその人の母親像を決めていないということです)
それよりも
目の前にいる
赤ちゃんが可愛いね~♡という
話題が尽きないです
7年経過して思うこと
大きく
4つに分けて
お話させていただきます
①子育てに追われ思い出すことがなくなる
1度は
出産方法の話題になり
場合によっては
傷つくようなことを言われたり
することがあると思うと
嫌ですよね
つらいですよね
ただ
もしそんなことがあっても
7年経った今、思うことは
日々の生活では
気にならなくなるということです
出産直後は
頻回授乳で毎日へとへと
徐々に
授乳回数が減ったと思ったら
離乳食づくり
お風呂に入れたり
服の脱ぎ着をしたり
絵本を読んだり
公園に遊びに行ったり
イヤイヤと言って
わがまま放題
小学生になって
ある程度
自分のことができるように
なったと思ったら
宿題は?
TV観すぎ!
登校時間に遅れるから
支度を急ぎなさい!
と注意したり
毎日
目の前のことで
精一杯
お世話だけでもこんなに大変なのに
わがままに対して
どう対処しようかな
夜のおむつはいつ外れるかな
保育園では食べるのに
家では
甘えてなかなか
1人でご飯を食べてくれない
中間反抗期が大変
どうしたら
うまく勉強モードにさせられるかな
などなど…
悩みの種は
常に目の前にあり
時の経過でどんどん変化し
どんどん増えていき
出産方法の
悩みごと以上に
目の前の
子どもたちのことで
頭がいっぱいになります
自然分娩が
できなかった悔しさは
こうやって
年々薄れていきます
というよりか
思い出すことがなくなります(;^ω^)
②愛情を注いですくすく育っていれば出産方法は関係ない
現在
子供たちが
明るく元気にすくすく育って
くれていることが
何よりも
1番大事なことだと
本当に
心からそう思えるので
それが叶っていれば
出産方法は気になりません
日々の育児に追われ
どんなお産だったか
いちいち考えることもないですし
お産はあくまでも
育児のスタート時点で
その後の育て方・接し方で
母親像は決まる!と
今は自信をもって言えます
私は
子どもたちに
感情的に叱ってしまうことも
あるので
まだまだ
未熟な母親像ですが
絵本を読んだり
1日の学校や園での出来事を
話したり
ギューッと
抱きしめたりと
子どもたちに愛情をもって
接するようにしているので
子どもたちも
今のところ(笑💦)は
すくすく育っています♡
なので
出産方法と子育ては
全く関係ありません!!
と強く思います
③どんな育児をしているかの経過が大事
数年が経つと
お産方法の話題に
なることはほぼないです
ママ友との話題は
現時点での育児がメイン
そして
帝王切開経験者が
4人に1人と
多くなってきているので
私も手術だったー!と
意気投合することもあります
仮に
数年後に
お産方法の話題に
なったとしても
その時
自信をもって
子育てをできていたら
落ち込むことが私はないです
それよりも
大事なのは今
どう子どもと
日々暮らしているかどうか
とはいえ
この記事を書いている今
久しぶりに
お産を振り返り
「自然分娩を経験したかったなぁ」と
若干思ってしまいました(笑💦)
でも、これは
母親としてというよりか
自分自身が
人生で経験できなかった悔しさです
そして
5%ぐらいで微々たるものです
それは
出産方法ではなく
どんな育児をしているかの
経過が大事♡
だと思えているからです
これから
帝王切開を控えている
妊婦さんにとって
今はそんな風に
当然思えないと思いますが
きっといつか
帝王切開をした自分に
向き合える日がきます
7歳と4歳の息子たちが
元気に過ごしてくれているだけで
本当に幸せな事なんだって
今は
心からそう思えます
④「いのちの教育」ができる
もし
心無いことを言う人がいても
「帝王切開」は
一生、出産の傷跡の勲章が残りつづける
立派なお産であると
今は、胸を張って言えます!!
私は
つつみ隠さず子どもたちの前で
手術の傷跡にシリコンテープを
貼っています
ハサミで切ったの?
痛かった?と
心配そうに聞いてくれます
目に見える形で
僕たちを必死で産んでくれたんだと
少しは伝えることができているのかなと
思います♡
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まとめ
これから
帝王切開を控えている
妊婦さんが
悲しんだり
悔しがったり
不安だったりの思いを
少しでも
軽くできて
前向きになれたら
本当に嬉しいです
帝王切開は
育児のはじまりにすぎません
心から
応援しています♡
- 目の前の子育てのことで頭がいっぱいになり、帝王切開に対する思いは年々薄れていく、思い出すことがなくなる
- 愛情を受けながらすくすく育っているので、出産方法と子育ては関係ないと強く思う
- 今、どう子どもと日々暮らしているかの経過が大事
- 出産の傷跡の勲章が残り「いのちの教育」を目に見える形で伝えることができる