子育て

重視別でみる!①安全性②使いやすさ③安さ④いいとこどり|自分にあうチャイルドシートの選び方

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いろんなサイトを見て調べたけど、結局どれがいいのか分からない!

回転式やらISOFIX式やら・・・いろんなタイプのチャイルドシートがあって私も相当悩みました

とはいえ、チャイルドシートに求めることは①安全性②使いやすさ③安さ

だいたいの人がこのあたりではないでしょうか

実は何を重視するかで、チャイルドシートはある程度種類がしぼられます

しかし、

どれも重視したい!という方は①+②+③のいいとこどりをしたチャイルドシートもあります

2人の子どもがいる我が家は、リサーチをたくさんした結果、①+②+③のいいとこどりをしたチャイルドシート「ベビーシート」を買いました

ベビーシートを使った我が家の感想や①②③重視したそれぞれのチャイルドシートを実際の口コミを集めて紹介していきます

何を重視したいかをある程度決めてから見ていただくと自分にあうチャイルドシートのタイプがみえてくるはずです

もちろん決まっていない人もこれを読んで重視したいポイントをみつけてみてください

①安全性を重視するならISOFIX式・乳児専用


安全性が高いと言われているのが、下記の2つになります

両方満たしているとさらに安心です

ISOFIX式 > ベルト式
乳児専用 > 乳児・幼児兼用

ISOFIX式は、取り付けミスが起こりにくい


チャイルドシートを車に取り付ける方法は2つあります

1つ目は、ISOFIX式
→チャイルドシートの連結部分を車のシートにあるISOFIX対応の取付金具ににカチッと差し込むだけ

2つ目は、シートベルト式
→車のシートベルトを使って固定する

どちらの方法も正しく取り付けをすれば安全です

が、

誰でも簡単に取り付けができるので、ISOFIX式のほうが取り付けミスが起こりにくいことが最大の特長です

そしてグラつきづらいのでしっかり固定ができます

また、シートベルト型のように装着後に緩んでくることもないので、安定感を保つことができ、シートベルト型よりも安全性が高いといわれています

※警察庁とJAFの合同調査によると
2016年は、チャイルドシート使用者のうち約6割が正しく使えていなかったが、2023年では、約4割に減っていることからISOFIX式の普及により取り付けミスが起こりづらくなっていることが言える

ただし、車種によってはISOFIX専用金具がついていない場合がありますので確認が必要となります

※2012年7月以降に販売された車種であれば対応しています

乳児専用は赤ちゃんの体格にピッタリ


新生児から使えるチャイルドシートは主に2つあります

1つ目は、専用タイプ
乳児専用「ベビーシート」※別名キャリータイプ
→新生児から1歳くらいまで使える

・目安の使用月齢は1歳頃までと短いのですが、新生児の体にピッタリと合う設計で必要な機能が備わっています。シートは赤ちゃんの背骨の形になっていて、やさしく包み込む安心のかたち。全身をしっかり守るクッションも備えられ、衝突安全性との兼ね合いも考慮された理想的なシート形状とされています。

引用:ナイスベビーHP

2つ目は、兼用タイプ
乳児・幼児兼用「チャイルドシート」
→新生児から4歳くらいまで使える
乳児幼児学童兼用「チャイルドシート」
→新生児から12歳くらいまで使える

・兼用タイプは新生児期から長い期間使用できますが、大きめシートの中に分厚いクッションを入れ補正して使う仕様になっています。そのため、万が一の衝撃に対しては、分厚いクッションの沈み込みも大きくなり、小さな体にかかる衝撃も大きくなります。

引用:ナイスベビーHP

日本では、長く使えるし便利そうだなぁというイメージで兼用タイプが人気です

しかし、自動車先進国であるヨーロッパでは乳児専用「ベビーシート(キャリータイプ)」が主流になります

ヨーロッパではお子様の成長に合わせてチャイルドシートを買い替えるのが一般的。それはその時のお子様にぴったり合うサイズのチャイルドシートを選ぶことが一番安全に繋がることを知っているからです。

イギリス王室でも使われ、退院の際にウィリアム王子が持っていたのもこのキャリータイプです。(*ウィリアム王子使用メーカーはブリタックスのベビーセーフ)

引用:ナイスベビーHP

毎月300台以上のチャイルドシートをレンタル・販売しているナイスベビーのHPでは、こんなことも言っています

・チャイルドシートの着用義務が法律で定められている6歳までを「乳児幼児学童兼用タイプ」ならたった1台のチャイルドシートでカバーできるので一番いいのではないかと思いがちですが、このタイプはナイスベビーラボではオススメをしていません。

全ての体格に合うようにカスタム機能を備えてしまっている分、専用タイプと比べるとどうしても新生児時期の使いやすさが劣ってしまいます。

兼用タイプを選ぶ場合でもせめて0歳から4歳頃までの「乳児幼児兼用タイプ」までにしておきましょう。

引用:ナイスベビーHP

未熟な小さな体を守るためには、より安全性の高い「乳児専用タイプ」をおすすめします。

引用:ナイスベビーHP

チャイルドシートは、赤ちゃんの体格に合うものを使用してあげることが、最も大切で安全性が高いというこちらの記事をみて、我が家は乳児専用のキャリータイプにしました

②使いやすさを重視するならISOFIX式・回転式・乳児専用(キャリータイプ)


使いやすいのは、下記の3つの機能があるものになります

ISOFIXで回転式のものやISOFIXで乳児専用(キャリータイプ)のものがより使いやすいです

ISOFIX式 > ベルト式
回転式 > 固定式
乳児専用キャリータイプ > 乳児・幼児(・学童)兼用

ISOFIX式は、誰でも簡単に取り付けができる


上でも少しお話ししましたが、ISOFIX式はコツがいらないため誰でも簡単に取り付けが可能です

専用器具にカチッと押し込むだけなのでシートベルト式よりも手間や取り付け時間が少なくて済みます

ブログ管理者:satsu(さつ)

不器用な私でも付けたり外したりできました!


さらに、使っているうちに緩んでくることがないため定期的な確認や再調整の手間も省けます

回転式は、乗せ降ろしが楽ちん


ドア側に向ければ自分と赤ちゃんが真正面になり乗せ降ろしはもちろんシートベルトの装着も楽になります

ただし、回転式は構造上、赤ちゃんを乗せる位置が高くなるので車高が高いSUVとかだとさらに高くなり大変という場合もあります

車高が低いコンパクトカーは、ちょうど良い高さになり楽に乗せ降ろしができますが、

車によっては車内空間が狭くなったり、

チャイルドシートが助手席にぶつかって回転できないということもあるので、車の大きさを考えてから購入する必要があります

高すぎない車高と車内空間が広いミニバンであれば使いやすさを発揮します

 もっと詳しく知りたい 
・回転式 vs 固定式。どちらを選ぶべき?
チャイルドシートは回転式と固定式はどっちがいい?メリット・デメリットとは?実際の口コミを検証

キャリータイプは、車から車への付け替えが楽ちん


車2台持ちや実家の車・タクシーなどでも使いたい場合は、チャイルドシートが重いと本当に大変です

回転式がついていたりISOFIX式のものだと10kg以上の重さがあるので、大人の女性だとまず運べない可能性があります

回転機能やISOFIX機能がない固定式やシートベルト式でも7kg以上です

ですが、

乳児専用のベビーシートは、シート本体だけを取り外しできるので5kg以下と軽くてコンパクトなのです

ベビーシートは、「キャリータイプ」とも言われていますが、赤ちゃんを乗せたまま持ち運びができるようにシート本体に取っ手がついているので運びやすくなっています

産院を退院したときの長男

回転式ではないですが、部屋家の中でシートベルトの付け外しをすれば回転しなくても不便ではありません

むしろ、寝ている赤ちゃんを起こさずに車から家へ、家から車へスムーズに移動することができるので一石二鳥です

③安さを重視するならシートベルト式・固定式・ベビー&チャイルド&ジュニア兼用


安さを求めるなら、下記の3つになります

ベルト式 > ISOFIX式
固定式 > 回転式
乳児・幼児(・学童)兼用乳児専用

シートベルト式は、取り付け専用器具がない分、安い

ISOFIXの取り付け専用器具がない分、ISOFIX式よりだいたい2~3万円安く買うことができます

慣れるまでは取り付けにコツがいりますが、

同じ車で使う場合は一度取り付けをしてしまえば、定期的に緩みチェックをするぐらいなので大きな負担にはならないです

正しく取り付けができれば安全性に問題もないので、取り付けに対する不安が払拭できて費用を抑えたい人は、十分だと思います

固定式は、構造がシンプルなので安い

回転させる器具がない分、回転式よりだいたい2万円安く買うことができます

安さ以外にもまだまだメリットがあります

構造がシンプルなので、コンパクトで軽いですし、

20cm近く座面の高さが低くなるので、乗せ降ろしがしやすかったり、重心も低くなるので、衝撃の影響を受けづらく安定感が増します

兼用タイプは、着用義務期間(6歳まで)を1台で済むので安上がり

専用タイプを使う場合は、1回以上は買い替えが必要になります

しかし、新生児から着用義務期間の6歳頃までを1台でカバーできれば2万円以上は安上がりになります

ただ、上記でもご紹介したとおり6年分の体格に合うようにカスタム機能を備えている分、専用タイプと比べるとどうしても赤ちゃんの時期のフィット感は劣る可能性があります

安全面が気になる場合は、
①車は頻繁に使わない
②車に乗せるかもしれないから念のため
③2台目のサブ用
として使うのがちょうどいいかもしれません

まとめ:重視別でみるチャイルドシート一覧

ネットで調べたり、店員さんに聞いたりしたこと、実際2人の子育てで使用した経験を踏まえて私の見解をまとめました

どのタイプも絶対に良くない!ということはないので「非常に良い:◎」と「良い:◯」で仕分けました

重要項目乳児専用乳幼児・学童兼用回転固定ISOFIXシートベルト
安全性
使いやすさ
コンパクト
価格
黄色は、使用できる期間の違い
ピンク色は、シートの回転有無
緑色は、固定方法の違い


まずは、a)使用期間を選びます
①乳児専用(新生児~1歳頃)※1
②乳幼児兼用(新生児~4歳頃)
③乳幼児・学童兼用(新生児~7・12歳頃)

※1:キャリータイプになるので必然的に固定

次に、b)回転の有無を選びます
①回転  ②固定

最後に、c)固定方法を選びます
①ISOFIX式
②シートベルト式


それぞれa)b)c)を組み合わせて考えてみてください

例)欲張りだから全て◎がいいという人は、乳児専用のキャリー式で取り付け方法はシートベルト式

例)安全性と使いやすさを重視したい人は、乳児専用のキャリー式で取り付け方法はISOFIX

例)とにかく費用をおさえたいという人は、乳児から学童まで使える兼用チャイルドシートで固定式で取り付け方法はシートベルト式

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